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加齢?老年病科

対象疾患と診療内容

 高齢者の日常生活機能(ADL; activity of daily life)と心身機能は相互に密接な関係があります。風邪などをきっかけに寝込みがちになると、ADLが低下して意欲低下、昼夜逆転、せん妄などの精神機能低下を招き、さらには食欲低下や身体機能を悪化させるという悪循環サイクルが出来上がり、寝たきりや認知症の原因を作り出します。現在約500万人と見込まれる認知症高齢者は、2025年には700万人になると予想されています。

もの忘れ外来

 一般的に「もの忘れ」と呼ばれる状態には、加齢に伴う神経活動の低下で覚えている事を思い出せない状態、いわゆる生理現象としての「加齢によるもの忘れ」と、アルツハイマー病やレビー小体型認知症などの病気による「認知症」があります。また、うつ病や内臓疾患などでも記憶や注意力が低下して、「もの忘れ」と呼ばれる状態になりえます。

 そのためもし「認知症」であれば、その病態にあった治療や対応をすることでその後の生活の質を維持することができ、他の原因による「もの忘れ」の場合には、それを正しく診断して対処することで症状を改善することができます。
 「もの忘れ外来」は、こうした患者さんの生活や人生、家族や周囲の人たちの生活にも影響を及ぼす危険性のある「もの忘れ」状態を正確に把握するための専門外来です。当科では、認知症専門医や臨床心理士、看護師がチームとなり、詳しい問診、診察、神経心理検査、MRI検査、脳血流画像検査などを行い、精密なの原因検索や診断?治療を行います。

対象となる患者さんは

  1. 緩徐にもの忘れが進んでいる。アルツハイマー病、レビー小体病、前頭側頭型認知症、パーキンソン病や関連疾患(皮質基底核変性症、進行性核上性麻痺)などが疑われる。
  2. 長く生活習慣病(高血圧や糖尿病など)を患っており、最近、もの忘れ以外に歩行障害やむせ込みなども見られる。脳梗塞や血管性認知症が疑われる。
  3. 最近、転びやすくなり、転倒もある。もの忘れや歩きづらさが進んだ気がする。慢性硬膜下血腫や正常圧水頭症などの器質的疾患がないか、医学的判断を求めたい。
  4. 幻覚?妄想、夜間徘徊、意欲低下などがある。認知症、せん妄、うつ病との鑑別や対処法についてアドバイスがほしい。
  5. 認知症治療に、西洋薬に加えて漢方薬も併用してみたい。
  6. 免許更新の際に診断書の提出を求められた。
  7. 他の医療機関を受診し検査等を受けたが、年のせいと言われた。しかし、十分納得がいかないため、セカンドオピニオンを希望したい。
    →(セカンドオピニオン外来をご利用ください。)

※「もの忘れ」が目立ってきたという自覚がある方、ご家族など近しい人から「もの忘れ」を指摘された方、自分が認知症ではないか心配している方は、本外来をご利用ください。

老年内科外来と高齢者総合機能評価

 痩せてきた、筋力?歩行速度が低下した、活気がない、意欲が湧かないなどを感じている高齢者は「フレイル」と呼ばれ、衰弱や寝たきりの予備群である可能性があります。こうした要介護の前段階ともいえる、フレイルをいかに早い段階で発見して適切な介入をするかが、高齢者医療では大切です。
 高齢者では、その多病性のために処方される薬の数が増え、多剤服薬の有害事象(ポリファーマシー)が懸念されています。睡眠薬や抗不安薬などの内服薬の併用や服薬数の増加により、転倒?骨折や誤嚥のリスクが高まります。
 当科では、老年病専門医が中心となり、1人ひとりの患者さんに対して高齢者総合機能評価(CGA; comprehensive geriatric assessment)を行い、日常生活機能の障害となる原因の軽減と予防に重点を置いた、個別のオーダーメイド医療を行っています。

対象となる患者さんは

 

  1. 年とともに生活機能の低下が低下しており、老年病(認知症、骨粗鬆症、がんなど)やその予備群(フレイル)でないか心配である。診断と対処法を知りたい。
  2. 多病があり、幾つかの病院に通院しているため内服薬が多い。これまでの病気の総合的評価と薬の調整(減薬を含む)を希望する。

※CGAやポリファーマシーに対する減薬、フレイルによる誤嚥の治療などの場合、入院にて各種評価や精密検査を行う場合があります。

加齢画像外来

 もの忘れから認知症が疑われるが、診察や簡易検査だけでは診断に迷う患者さんや、がんや肺炎、骨粗鬆症、がんなどの老年病があり、画像での精密検査が必要と判断した患者さんに対して、画像を中心とした診療を行う専門外来です。
 かかりつけ医の先生方のご要望に応じた各種検査を、個別にアレンジします。当科には老年病の画像診断に長けた各領域の専門医がおり、医学的判断を踏まえた画像結果と治療方針を提供します。さらに、補助診断に有益とされる画像解析手法も積極的に活用します。

 

対象となる患者さんは

 

  1. 認知症に対する画像検査?心理検査を中心に効率的な検査を行い、鑑別診断に役立てたい。患者や同伴者の来院に伴う負担を減らしたい。
    ? 認知症の総合評価が必要な場合は、「もの忘れ外来」をご利用下さい。
  2. 認知症画像を専門とする医師から、結果と治療方針について詳しい説明を聞きたい。
  3. 骨粗鬆症やサルコペニアの画像診断や内科的治療をしたい。
  4. 脳ドックや健診で異常を指摘され、MRI等による画像での定期検査が必要と言われた。

 

かかりつけの先生からご紹介いただき、予約対応とさせて頂いております。
どの外来を受診したらよいかわからない場合は、外来受付までお気軽にご相談ください。

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